先日の、芸人やす子さんへの投稿が炎上し、連日話題となっている「フワちゃん」ですが、Xでは「発達障害だから仕方ない」という投稿や、それに反論する投稿など、まだ炎上が続いているようです。
大手のニュースサイトでは、専門医の解説によって「フワちゃんはADHDの傾向がある」というような報道もされていました。
多くの方が関心を集め、自分でも気づかないうちに「発達障害」という言葉を通した偏見や、攻撃をしてしまうかもしれません。
そこで、こういう時にこそ読んで欲しい、「発達障害」をテーマにした漫画を紹介しておきます。
リエゾン-こどものこころ診療所-
主人公の研修医自身が発達障害を持ちながら、現代社会で生きづらさを感じる子どもと親に、正面から向きあう、児童精神科のお話です。
私自身、この「リエゾン」を読んで、「発達障害」に対する向き合い方や考え方、接する姿勢などについて深く考えさせられました。
というのも、私自身は特に「発達障害」と診断されたことはなく、おそらく普通の一般人なのですが、恥ずかしい話、なんとなく「発達障害」というワードを「触れてはいけないセンシティブなもの」と感じていたのかもしれません。
でも、リエゾンを読んでから、自分の捉え方が大きく変わり、「凸凹(でこぼこ)」という個性(作中での発達障害の表現)を持つ人たちに対して、同じ社会に生きる同じ人間なんだと、親近感を感じるようになりました。
「発達障害」というのがわからないから「遠ざける」のではなく、「知ろうとする」ことでこんなにも接しやすくなるとは思いませんでした。
また、作品のなかでは多くの「凸凹」を持つ子どもについて描かれており、自分が今、子育てしているからこそ、とても感慨深かったです。
「リエゾン」はレンタルなら安く読めるので、ぜひこの夏に一気読みしてみてください^^
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2023年にドラマ化もされているので、映像で見たいという方は「TELASA」からどうぞ。